公式スキル · AI 活用

プロンプトをスキルにする

うまくいったプロンプトを、正しい name、使う場面を書いた description、手順、出力のテンプレート、例、確認項目つきの使い回せる SKILL.md にする。

Claude・ChatGPT・コーディング用の AI で使えます。TeamとBusiness では、Pod に入れた公式スキルが改善のたびに自動で最新版になります。

使う場面

AI に渡すもの

できあがるもの

新しい入力で試した、Agent Skills の形式の完全な SKILL.md ファイル。

手順

  1. 使い回せる部分を見つける 毎回変わらないもの(手順、形式、ルール、出した修正の指示)と、毎回変わるもの(入力)を分ける。変わる部分が「用意するもの」になる。
  2. 名前をつける 小文字の英字・数字・ハイフンだけで64文字以内、フォルダ名と同じにする。「claude」「anthropic」は入れない。何をするかで名づける:`weekly-client-report`、`processing-invoices`。あいまいな名前(`helper`、`utils`)は避ける。
  3. description を書く 三人称で、1,024文字未満、XML タグは使わない。何をするかを書き、続けて使う場面を、ユーザーが実際に打ちこむ言葉で書く(「議事録」「お礼メール」「まとめて」)。英語なら "Use when..." の形。AI が依頼と照らし合わせるのはここで、あいまいな description(「文書作成を手伝います」)では呼び出されない。
  4. 手順を書く 番号をつけ、それぞれに短い名前と具体的なルールを書く。出力を変える指示だけを残す:チャットで出した修正、しきい値、「X なら Y する」の判断。AI がすでに知っている説明は削る。
  5. 出力のテンプレートと例を1つ加える コードブロックに [プレースホルダー] つきのテンプレートを書き、そのあとに現実的な入力1つと、その出力の全体を書く。具体例が1つあれば、説明を何段落書くよりも形式が伝わる。
  6. 確認項目を加える 回答の前に AI が確かめられる項目を4〜7つ(「どの次のアクションにも担当者がいる」)。願望(「質が高い」)は書かない。
  7. 新しい入力で試す 新しいチャットで、扱いにくいものを1つ含む3つの実際の入力で動かす。うまくいかなかった点をスキルの側で直し、もう一度動かす。本文は500行未満にする。このライブラリのスキルは、200行を大きく下回ることを目安にしている。

SKILL.md の全文

AI が読むファイルそのものです。 ダウンロード

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name: prompt-to-skill
description: うまくいったプロンプトや会話を、チームで共有して使い回せる SKILL.md にする。Agent Skills の形式に沿って、正しい name、何をするか・いつ使うかを書いた description、用意するもの、判断のルールつきの番号つき手順、出力のテンプレート、具体例、確認項目をそろえる。「これをスキルにして」「使い回せるようにしたい」「このプロンプトをスキル化して」と言われたとき、プロンプトをチームに共有したいとき、ChatGPT などの AI やコーディングエージェント向けの SKILL.md の書き方を聞かれたときに使う。
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# プロンプトをスキルにする

よいプロンプトは、一人のチャット履歴の中にしかない。スキルにすれば、チーム全員が同じ結果を得られる。Agent Skills の形式は、SKILL.md を入れたフォルダ1つ。SKILL.md は `name` と `description` を書いたフロントマターと、そのあとの指示でできている。AI は、作業がスキルに当てはまるまで name と description しか読まない。そのため description でスキルが使われるかどうかが決まり、本文には AI が放っておけばやらないことだけを書けばよい。

## 使う場面

- プロンプトや会話で得た結果を、また得たい。
- チームの何人もが、同じプロンプトをそれぞれ自分で書いている。
- 長い「プロンプトのテンプレート集」を、AI が自分で拾える形にしたい。
- 一度きりの質問や、1行頼むだけで AI がすでにうまくこなせる作業には使わない。

## 用意するもの

- プロンプト、またはうまくいった会話。途中で出した修正の指示も含める。修正の指示こそが価値のある部分。
- 満足できた出力の例を1〜2つ。
- だれがどのツールでスキルを使うか。わからなければ、どの AI でも使えるように書き、特定のツールの機能は使わない。

## 手順

1. **使い回せる部分を見つける。** 毎回変わらないもの(手順、形式、ルール、出した修正の指示)と、毎回変わるもの(入力)を分ける。変わる部分が「用意するもの」になる。
2. **名前をつける。** 小文字の英字・数字・ハイフンだけで64文字以内、フォルダ名と同じにする。「claude」「anthropic」は入れない。何をするかで名づける:`weekly-client-report`、`processing-invoices`。あいまいな名前(`helper`、`utils`)は避ける。
3. **description を書く。** 三人称で、1,024文字未満、XML タグは使わない。何をするかを書き、続けて使う場面を、ユーザーが実際に打ちこむ言葉で書く(「議事録」「お礼メール」「まとめて」)。英語なら "Use when..." の形。AI が依頼と照らし合わせるのはここで、あいまいな description(「文書作成を手伝います」)では呼び出されない。
4. **手順を書く。** 番号をつけ、それぞれに短い名前と具体的なルールを書く。出力を変える指示だけを残す:チャットで出した修正、しきい値、「X なら Y する」の判断。AI がすでに知っている説明は削る。
5. **出力のテンプレートと例を1つ加える。** コードブロックに [プレースホルダー] つきのテンプレートを書き、そのあとに現実的な入力1つと、その出力の全体を書く。具体例が1つあれば、説明を何段落書くよりも形式が伝わる。
6. **確認項目を加える。** 回答の前に AI が確かめられる項目を4〜7つ(「どの次のアクションにも担当者がいる」)。願望(「質が高い」)は書かない。
7. **新しい入力で試す。** 新しいチャットで、扱いにくいものを1つ含む3つの実際の入力で動かす。うまくいかなかった点をスキルの側で直し、もう一度動かす。本文は500行未満にする。このライブラリのスキルは、200行を大きく下回ることを目安にしている。

## 出力の形式

````markdown
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name: [小文字とハイフンの名前]
description: [何をするか、三人称]。[使う場面と、ユーザーが打ちこむ言葉]ときに使う。
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# [タイトル]

[1〜3文:よい出力が何を実現するかと、その裏にある考え方。]

## 使う場面
- [場面]
- [近いが扱わない作業]には使わない。

## 用意するもの
- [入力] — なければ[一度だけ聞く/進めて「[想定]」と付ける]。

## 手順
1. **[手順の名前]。** [判断のルールつきの具体的な指示。]

## 出力の形式
```markdown
[[プレースホルダー]つきのテンプレート]
```

## 例
**入力:** [現実的な入力]
**出力:** [出力の全体]

## 送る前のチェック
- [ ] [確かめられる項目]
````

## 例

**入力:** 「いつも ChatGPT にこれを貼っています:『お客さまとの打ち合わせのメモです。お礼のメールを書いてください。お礼を言い、合意したことをまとめ、次のアクションを日付つきで挙げ、400字以内、流行り言葉は使わず、最後にはっきりした質問を1つ』。毎回、お客さまの言葉を使うこと、日付をつくらないことを念押ししないといけません。」

**出力:**

````markdown
---
name: call-follow-up-email
description: お客さまとの打ち合わせのあと、走り書きのメモから短いお礼メールを書く。お礼、合意したことのまとめ、担当者と日付つきの次のアクション、最後の質問1つを、400字以内で。打ち合わせのメモを渡されて「お礼メールを書いて」「打ち合わせのまとめを送りたい」「先方に要点を送って」と頼まれたときに使う。
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# 打ち合わせ後のお礼メール

お礼メールは、記憶が新しいうちに合意したことを確かめ、話がずれないようにするもの。短く、お客さまの言葉で書き、話を前に進める質問を1つ置いて終える。

## 使う場面
- 商談やお客さまとの打ち合わせのあと、メモか文字起こしから書く。
- まだ話したことのない相手への最初の営業メールには使わない。

## 用意するもの
- 打ち合わせのメモ。次のアクションの日付がなければ、つくらずに「日付は要確認」と書く。
- お客さまの氏名と会社名。

## 手順
1. **合意したことだけをまとめる。** 相手の目標や用語は、お客さまの言葉を使う。
2. **次のアクションを並べる。** それぞれにメモにある担当者と日付、または「日付は要確認」。
3. **質問1つで終える。** 話を進めるのに必要な答えを1つだけ聞く。
4. **400字以内に削る。** 流行り言葉は使わず、1文に1つのことを書く。

## 出力の形式
```markdown
件名:[会社名] — [日付]の打ち合わせの次のアクション

[会社名]
[氏名]様

[具体的なこと]をありがとうございました。まとめると、[1〜2行]で合意しました。

次のアクション:
- [担当]:[日付、または「日付は要確認」]までに[内容]

[質問1つ]

[署名]
```

## 例
**入力:** 「港北システムの井上さんと打ち合わせ。オンボーディングの時間を短くしたい。2週間のトライアルで合意。金曜に私からトライアルの計画を送る。先方の管理者がだれかを知りたい。」
**出力:**
件名:港北システム — 本日の打ち合わせの次のアクション
井上様、本日はオンボーディングの流れを詳しくご説明いただき、ありがとうございました。まとめると、オンボーディングの時間の短縮に絞った2週間のトライアルで合意しました。
次のアクション:
- 当方:金曜までにトライアルの計画を送る
- 港北システム様:トライアルの管理者を決める(日付は要確認)
管理者はどなたで設定すればよろしいでしょうか。

## 送る前のチェック
- [ ] 400字以内。
- [ ] どの日付もメモにあるか、「日付は要確認」になっている。
- [ ] 質問がちょうど1つで終わっている。
- [ ] 自社の言葉ではなく、お客さまの言葉を使っている。
````

## 送る前のチェック

- [ ] name は小文字とハイフンで64文字以内、「claude」「anthropic」を含まない。
- [ ] description は三人称で、何をするかと使う場面(英語なら "Use when")を書いていて、1,024文字未満で XML タグがない。
- [ ] 元のチャットで出した修正の指示が、すべて手順か確認項目になっている。
- [ ] 出力のテンプレートと、具体例の全体が1つある。
- [ ] 3つの新しい入力で試し、直した点をスキルに反映した。

## よくある失敗

- プロンプトをそのまま写す。念押ししていたこと(「日付をつくらない」)を手順に変える。それがスキルにする意味。
- AI が知っていることを説明する(「メールとはメッセージの一種で…」)。1行ごとにコンテキストを使う。出力を変える行だけを残す。
- 何をするかは書いてあるのに、いつ使うかが書いていない description。依頼と照らし合わせられないスキルは、AI が選べない。

チームで使う

AI Skill Pod に追加すると、業務委託の方も含めてチーム全員が、自分の AI から同じ版を使えます。 AI スキルをチームで共有する方法を読む

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変更履歴

出典

出典は英語のページです。

  1. Specification - Agent Skills (2026-11-04に確認)
  2. Skill authoring best practices - Claude Docs (2026-11-04に確認)