ガイド
プロンプト共有サイトと、非公開のチームのライブラリ
公開のプロンプト共有サイトとチームのライブラリは、役目が違います。PromptBase のようなマーケット、PromptHero のようなギャラリー、OpenAI Academy のような提供元の例集は、思いつかなかった型や、AI にできると知らなかった作業を見つけるアイデア探しに向いています。非公開のチームのライブラリは、取引先、価格、ルールの入った、会社の仕事が頼るプロンプトを、全員が使う 1 つの版と直す担当つきで置く場所です。多くのチームは両方を使い、公開の場で見つけたプロンプトを自分の仕事で試して、よくした版を非公開で持ちます。
要点
- 公開のサイト:アイデアと出発点。
- チームのライブラリ:仕事が頼る版。
- 載せないもの:取引先の名前、価格、社内のルール。
- 試して、直して、1 か所に保存。担当を決める。
それぞれの役目
| 選択肢 | 何か | だれに見えるか | よくしたとき |
|---|---|---|---|
| プロンプトのマーケット(PromptBase) | 多くのモデル向けのプロンプトを売り買いする | 出品の紹介は公開、プロンプトは買った人に届く | 手元の写しは変わるが、出品は変わらない |
| ギャラリーやコミュニティ(PromptHero) | 見せ合うプロンプト。多くは画像と動画 | だれでも | 手元の写しは変わるが、投稿は変わらない |
| 提供元の例集(OpenAI Academy) | 職種別のプロンプトの例 | だれでも | 提供元が自分の都合で更新する |
| 共有の文書 | チームのプロンプトを写して使う | 共有した人 | 全員が新しい文をもう一度写す |
| チームのスキルのライブラリ(AI Skill Pod) | チームのプロンプトをスキルにして、各自の Claude や ChatGPT(Pro、Business、Enterprise。Business と Enterprise では先に管理者が追加)に届ける | 招待したメンバー | 1 回の修正が全員に届く |
PromptBase は検索結果の本文で、PromptHero と OpenAI Academy はそれぞれのページで、2026 年 11 月 5 日に確認しました。AI Skill Pod はこのサイトの製品で、その行は製品自身の説明です。ポッドの料金:Free は 3 人と 10 本のスキルまで。Team は 3 席から 1 席あたり月 $5。
例:公開のプロンプトをチームのものにする
架空の例です。8 人の人材紹介会社のコンサルタントの山本さんが、公開のサイトで候補者へのスカウト文のプロンプトを見つけました。感じのよい文を書きますが、年収を推測で書き、候補者が話を聞くと言う前に取引先の社名を出します。どちらもこの会社ではしないことです。山本さんは今週の 3 件の求人で試し、そのたびに直し、プロンプトと直しを AI にスキルにしてもらいました。
スキルの冒頭
name:candidate-outreach-first-message
description:当社の求人について、転職を考えていない候補者への最初のスカウト文を書く。スカウト文、最初のメッセージ、InMail を頼まれたときに使う。
山本さんの直しから作ったルール:年収を書かない、推測もしない。年収の幅は電話で伝えると書く。候補者が話すと言うまで、取引先は業界と規模で書く。この人が合う理由をプロフィールから 1 つ。300 文字以内。
スキルは山本さんを担当として会社のライブラリに入りました。公開のサイトはこれからもアイデアを探す場所で、会社の版を投稿し返すことはしません。
選び方
- アイデアを探しているなら、公開のサイトや提供元の例集を見る。信じる前に試す。
- 取引先、価格、ルールが入っているなら、非公開のライブラリに置く。
- 何人もが使うなら、チャットの履歴の写しではなく、担当つきの 1 つの版に。
- 使う AI やプランがばらばらなら、プロンプト共有ツールの無料プラン比較とAI のプロンプトを小さなチームで安く共有する方法で、ライブラリの選択肢を比べる。
このテーマに使えるスキル
よくある質問
プロンプト共有サイトとは?
プロンプトを投稿したり、探したり、売ったりする公開のサイトです。大きく 3 種類あります。売り買いするマーケット(PromptBase)、主に画像や動画のプロンプトを見せ合うギャラリーやコミュニティ(PromptHero)、AI の提供元が出す例集(OpenAI Academy の職種別のプロンプト集)です。そこに載せたものは、だれでも見られる前提です。
チームのプロンプトを公開の共有サイトに置いていい?
仕事が頼るものは置きません。取引先、価格、社内のルールが入っていて、公開の場にふさわしくないうえ、チームが直しても公開の写しは変わらないからです。公開のサイトはアイデア探しに使い、チームが使う版は非公開のライブラリ(共有の文書、プロンプトの管理ツール、各自の AI に配るスキル)に置きます。
公開のプロンプトをチームで使えるようにするには?
自分の仕事の実際の 3 件で試し、直したところをすべて書き留め、その直しをルールとして書き込みます。そのうえで、チーム全員が読む 1 か所に、直す担当を決めて保存します。スキルとして保存すれば、いつ使うかを AI に伝える説明もつきます。
AI スキル
AI に、うまくいったプロンプトをチームで使えるスキルにさせる
このスキルを AI Skill Pod に入れれば、チーム全員が自分の Claude、Cursor、ChatGPT(Pro・Business・Enterprise)で使えます。招待リンク 1 つで共有でき、無料で始められます。「プロンプトをスキルにする」スキルで、AI がうまくいったプロンプト(公開のサイトのものでも、自分のチャットの履歴のものでも)を、チームで持つスキルにします。いつ使うかを書いた説明、要る入力、会社のルールを入れた番号つきの手順、出力のひな形、1 つの例。
14日間無料・カード不要
出典
- PromptBase — ChatGPT、Gemini、Midjourney などのプロンプトを売り買いするマーケット。サイトは自動取得を拒むため、検索結果の本文で確認 (閲覧 2026-11-05)
- PromptHero — Stable Diffusion、ChatGPT、Midjourney などのプロンプトを探せるサイト。多くは画像と動画のプロンプト (閲覧 2026-11-05)
- OpenAI Academy:ChatGPT for any role(プロンプト集、2026 年 9 月 17 日更新) — どの職種にも使える ChatGPT の使い方とプロンプトの例 (閲覧 2026-11-05)
- Agent Skills の仕様 — チームのライブラリのスキルが使える、公開の SKILL.md の形式 (閲覧 2026-11-05)