公式スキル · 経営者の原則

ベゾス流 顧客から逆算する PR/FAQ

作り始める前の社内向け PR/FAQ を書く、またはレビューする。顧客の側から書いた1ページのプレスリリース、so what? の判定、難しい問いの FAQ、実現を阻むものをまとめる。

Not affiliated with or endorsed by Jeff Bezos or their companies. About these principles: Jeff Bezos's ideas, explained.

Claude・ChatGPT・コーディング用の AI で使えます。TeamとBusiness では、Pod に入れた公式スキルが改善のたびに自動で最新版になります。

使う場面

AI に渡すもの

できあがるもの

社内向けの PR/FAQ。1ページのプレスリリース、so what? の判定、顧客向けと社内向けの FAQ、実現を阻むものの表、顧客についての主張ごとの根拠、レビューの進め方。

手順

  1. 顧客とニーズを書く(原則1) 1文で、顧客がだれで、どんなニーズがあるか。ユーザーが顧客の言葉を持っていれば、その言葉で書く。アイデアが顧客ではなくチームの得意なことから始まっているなら、そう書き、先に顧客のニーズを探すか、「[要確認: どの顧客が求めたか]」と付ける。
  2. 見出しと副見出しを書く 見出しには製品名と、顧客にとって何が変わるかを書く。副見出しには、だれのためのものか、いちばんの利点を1文で書く。社内用語は使わない。
  3. リリースの本文を書く(原則2、5) 1ページ未満で、顧客が感じている問題、解決策、顧客の側から見た使い方、架空の会社の広報担当の言葉と架空の顧客の言葉を1つずつ(どちらも例示だと明記し、実在の人物にはしない)、始め方を書く。ユーザーが示していない日付と価格は「[要確認: ...]」のままにする。
  4. so what? の問いにかける(原則3) 顧客が今使っているものと比べる。意味のある形で速いか、簡単か、安いか、それとも一段変わるか。答えを1行で書く。答えが「いいえ」なら、FAQ を書く前にここで止め、そう書く。
  5. 顧客向けの FAQ を書く(原則4) 顧客が聞きそうな問い。いくらかかるか、代わりの手段と何が違うか、何ができないか、データはどうなるか、どうやめられるか。
  6. 社内向けの FAQ を書く(原則4) 2024年の手紙の問いに答えるか、「[要確認]」を付ける。どの顧客か、いちばん喜ばれる点、がっかりされる点、なぜ範囲をここで区切るか、なぜ代わりの手段よりよいか、価格、設計の選び方。コスト、チーム、期間、依存するもの、いちばん危うい前提も足す。
  7. 実現を阻むものを書き出す(原則6) FAQ で見えた未解決の問題を、それぞれ何があれば解決するか(時間、提携先、安い技術、小さな最初の版)と一緒に書く。今は解決できないなら、そう書く。
  8. 根拠を確かめる(原則7) 顧客が何を求めているかについての主張ごとに、その根拠を書く。根拠がアンケートの平均だけなら、顧客への直接の理解として何が足りないかを書く。
  9. レビューの準備をする 読むことから始めるレビューを提案する。レビューする人はまず黙って読み、それからコメントし、いちばん上の立場の人は最後に話す。版の番号を書いておき、まだ草稿が続くと考えておく。

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変更履歴

出典

出典は英語のページです。

  1. Amazon.com 2008 Letter to Shareholders (Jeffrey P. Bezos), SEC filing (2026-11-04に確認)
  2. 2016 Letter to Shareholders (Jeff Bezos) - About Amazon (2026-11-04に確認)
  3. Amazon.com 2024 Letter to Shareholders (Andy Jassy), SEC filing (2026-11-04に確認)
  4. An insider look at Amazon's culture and processes (excerpt from Working Backwards by Colin Bryar and Bill Carr) - About Amazon (2026-11-04に確認)