ガイド
Claude Desktop に MCP でスキルを配ることはできる?
できます。スキルの一覧を示し、求められたらそのスキルの指示を返す MCP サーバーを用意して、Claude の Customize > Connectors でカスタムコネクタとして追加します。これで Claude Desktop、ウェブ、Cowork のどれでも使え、全プランが対象です(Free はカスタムコネクタ 1 つまで)。Claude Desktop の設定ファイルにローカルサーバーとして追加する方法もありますが、届くのはそのパソコンのデスクトップアプリだけです。複数の人や複数の AI ツールで同じ最新版のスキルを使いたいときに向いていて、1 人で使うなら Customize > Skills へのアップロードのほうが簡単です。
要点
- リモートサーバー(カスタムコネクタ):Desktop、ウェブ、Cowork。全プラン、Free は 1 つ。
- 設定ファイルのローカルサーバー:そのパソコンの Claude Desktop だけ。
- Team・Enterprise:オーナーがコネクタを追加し、メンバーがつなぐ。
- 先にサーバーを確かめる:コネクタは送った内容を読めます。
Claude Desktop にスキルを入れる 3 つの方法
| Customize > Skills にアップロード | リモート MCP サーバー(カスタムコネクタ) | ローカル MCP サーバー(設定ファイル) | |
|---|---|---|---|
| 届く範囲 | 自分のアカウント:ウェブ、Desktop | つないだ全員:Desktop、ウェブ、Cowork、ほかの MCP クライアント | このパソコンの Claude Desktop |
| 更新 | 版ごとにアップロードし直す | サーバーで 1 回直す | 手元のファイルを直す |
| チームでの利用 | Team・Enterprise なら組織全体に | どのプラン、どの組織でも | 各自が入れる |
| 準備 | スキルごとに ZIP | ログインつきのサーバーを用意 | 各パソコンにプログラムを入れる |
Claude ヘルプセンターから、2026 年 11 月 5 日に確認。claude_desktop_config.json で設定したローカルサーバーは、Cowork やウェブでは使えません。
サーバーがスキルを届けるしくみ
MCP サーバーが AI に提供するものは 3 種類あります。リソース(内容)、プロンプト(利用者向けのひな形)、ツール(AI が呼び出す機能)です。スキルを配るサーバーはふつう、説明をもとにスキルを一覧・検索するツールと、1 つのスキルの指示全体を取り出すツールを AI に渡します。Claude は一覧を読み、依頼に合うスキルを選んで取り出し、そのとおりに進めます。アップロードしたスキルと同じ使われ方で、違うのは本体がサーバーにあることだけです。
2026 年 9 月、MCP のプロジェクトはサーバーがスキルを公開する方法を標準化するスキル拡張(SEP-2640)を確定させました。すべてのクライアントがまだ対応しているわけではなく、MCP の拡張機能の対応表で確認できます。通常のツールも用意しているサーバーなら、未対応のクライアントでも使えます。
例:Desktop、ウェブ、コーディングエージェントで 1 つの版
架空の例です。8 人のコンサルティング会社には「お客さまへの提案書」のスキルがあります。パートナーは Claude Desktop、アナリストはウェブの Claude、開発担当の 1 人は Claude Code を使っています。ZIP をアップロードする方法では、1 か月で提案書のスキルに 5 つの版ができていました。
- スキルを、ログインつきの 1 つの MCP サーバーに置き、社員だけがつなげるようにしました。
- Team のオーナーである事務長が Organization settings > Connectors で追加し、各自が Customize > Connectors から一度つなぎました。
- 開発担当は、同じサーバーのアドレスを Claude Code に追加しました。
- パートナーが Claude Desktop に「服部様の改装の提案書を」と頼むと、Claude はサーバーの提案書スキルを見つけて、そのとおりに進めます。
パートナーが報酬の書き方を変えたときは、サーバーのスキルを 1 回直しただけでした。次にだれかが書く提案書は、3 つのどのアプリでも新しい書き方になります。
サーバーをつなぐ前に
- だれが運営しているかを知る。Anthropic は、カスタムコネクタは検証されていないサービスにつながること、悪意のあるサーバーが指示を紛れ込ませようとする可能性があることを注意しています。
- ログイン時に何を求められるか、ツールで何が変えられるかを確認する。
- スキルには読み取りだけのツールを選ぶ。編集は別の場所でできます。
- Team・Enterprise なら、各自が追加するのではなく、オーナーが一度だけ全員分を追加する。
サーバーを自分で動かしたくなければ、AI Skill Pod がホスト済みのサーバーです。Claude の全プラン、ChatGPT の Pro・Business・Enterprise、コーディングエージェントから 1 つのリンクでつなげ、Free(3 人・10 スキルまで)から使えます。GitHub で共有するならClaude スキルを GitHub で共有する方法、MCP そのものについてはMCP の解説へ。
このテーマに使えるスキル
よくある質問
Claude Desktop に MCP でスキルを配れる?
配れます。MCP サーバーがスキルの一覧を示し、Claude に求められたらそのスキルの指示を返します。Customize > Connectors でカスタムコネクタとして追加すれば、Claude Desktop、ウェブ、Cowork の全プランで使えます。Claude Desktop の設定ファイルにローカルサーバーとして追加する方法もありますが、そのパソコンのデスクトップアプリでしか使えません。
MCP でスキルを配るのと、Claude にアップロードするのはどちらがいい?
1 人ならアップロードのほうが簡単です。複数の人や複数の AI ツールで同じ最新版を使う必要があるなら MCP が向いています。1 か所を直せば、つながっている AI すべてがそれを読みます。
MCP のスキル拡張とは?
MCP サーバーがスキルを公開する標準の方法で、2026 年 9 月に SEP-2640 として確定しました。対応状況はクライアントによって違うので、MCP の拡張機能の対応表で確かめてください。通常のツールでスキルを返すサーバーなら、未対応のクライアントでも使えます。
AI スキル
AI に、うまくいったプロンプトをチームで使えるスキルにさせる
このスキルを AI Skill Pod に入れれば、チーム全員が自分の Claude、Cursor、ChatGPT(Pro・Business・Enterprise)で使えます。招待リンク 1 つで共有でき、無料で始められます。配る前に、「プロンプトをスキルにする」スキルで AI がチームのプロンプトや資料を、Claude が選べる説明文つきの正しい形のスキルにします。
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出典
- Claude ヘルプセンター:リモート MCP によるカスタムコネクタ — Claude、Cowork、Claude Desktop、Free〜Enterprise の全プラン。Free は 1 つまで。Customize > Connectors。Team はオーナーが追加。claude_desktop_config.json のローカルサーバーは別の仕組みで Desktop のみ。安全上の注意 (閲覧 2026-11-05)
- Model Context Protocol の仕様 — サーバーはリソース、プロンプト、ツールを提供 (閲覧 2026-11-05)
- MCP:Skills Over MCP ワーキンググループ — SEP-2640 スキル拡張は Final、2026 年 9 月 13 日にマージ (閲覧 2026-11-05)
- MCP:拡張機能の対応表 — どのクライアントがスキル拡張に対応しているか (閲覧 2026-11-05)
- Claude ヘルプセンター:Using skills in Claude — Customize > Skills の標準のスキル (閲覧 2026-11-05)