公式スキル · 経営戦略
戦略のカーネル
診断、基本方針、一貫した行動からなる戦略を1枚に書き、空疎な言葉や目標だけの計画など、悪い戦略の特徴で点検する。
Claude・ChatGPT・コーディング用の AI で使えます。TeamとBusiness では、Pod に入れた公式スキルが改善のたびに自動で最新版になります。
使う場面
- 目標と施策はあるのに、何の問題を解くのか言えないとき
- この戦略は良いのか、と聞かれたとき
- OKR や四半期の計画を決める前
AI に渡すもの
- 状況、数字、主な障害
- いまの戦略や計画
- 資源と制約
- 対象の範囲と決める人
できあがるもの
診断、やらないことつきの基本方針、支え合う3〜5つの行動、近い目標1つ、悪い戦略の点検、決めることを書いた1枚。
手順
- 事実といまの計画を集める 状況を数行で書き直し、数字と出どころを添える。いまの戦略があれば、書かれている目標と施策をそのまま引く。手順6で点検する。
- 診断を書く 状況のうちいちばん大事な1つか2つの点を挙げ、それがなぜ障害なのかを説明する。枝葉は落とす。読み終えた人が、問題のどこを押せばよいかわかるように。問題を全部並べるのではなく、判断として書く。もっともらしい診断が2つあれば両方書き、どの証拠でどちらに決まるかを書く。
- 基本方針を書く 障害への全体としての取り組み方を1〜2文で書く。方針は、ほかの道をふさぐものにする。その方針のために組織がやらないことを書く。基本方針はやり方で、目標ではない。「20%成長する」は方針ではない。「小口の顧客のオンボーディングを自分たちで担い、更新を取り戻す」は方針になる。
- 一貫した行動を3〜5つ書く どの行動も、人、お金、時間を投じる具体的な約束で、方針を実行するもの。次に一貫性を確かめる。2つずつ組にして、一方がもう一方をどう支えるかを書く。方針につながらない行動は、良いアイデアでも外す。
- 近い目標を置く いまある力で近いうちに本当に届き、障害を越える助けになる目標を1つ選ぶ。担当と期日をつける。
- 悪い戦略の点検をする 下書きと、すでにある戦略を、4つの特徴で確かめる。空疎である: 立派に聞こえるが、読み手が知らないことを何も言っていない言葉。重大な問題に取り組まない: 何が行く手をふさいでいるかを計画がどこにも書いていない。目標を戦略と取り違えている: 数字や願望があるのに、どう達成するかがない。間違った戦略目標を掲げている: 順番のない長い願いごとの一覧か、達成しても答えに少しも近づかない目標。特徴ごとに合格か不合格をつけ、引っかかった一文と書き直しを添える。
- 決めることと次の行動で締める 決める人が承認すること、方針によってやめること、まだ確かめる事実。
チームで使う
AI Skill Pod に追加すると、業務委託の方も含めてチーム全員が、自分の AI から同じ版を使えます。 AI スキルをチームで共有する方法を読む
変更履歴
- v1.0.1 · · Example: the input now names the head chef, two test-kitchen cooks and the two-person customer team that the actions use.
- v1.0.0 · · First release.
出典
出典は英語のページです。
- The perils of bad strategy - Richard Rumelt, McKinsey Quarterly, June 2011 (2026-11-04に確認)
- The perils of bad strategy - archived copy (Internet Archive), dated June 1, 2011 (2026-11-04に確認)
- Good Strategy Bad Strategy by Richard Rumelt - Penguin Random House (2026-11-04に確認)
- 良い戦略、悪い戦略 - 日経BOOKプラス (2026-11-04に確認)