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メモから ChatGPT で PRD を書く方法
ChatGPT や Claude は、決まった形を頼めば、山のようなメモを数分で PRD の最初の下書きにできます。メモ、Slack のやりとり、商談のメモを貼り、次を頼みます。課題とだれのためか、その下に根拠。特定の状況にいる主な利用者 1 人。成果としての目標と、少なくとも 2 つの目標にしないこと。基準値と目標つきの成功の指標 1 つ。必須・あるべき・できればの順の要件。そして未解決の問い(2 つのメモが食い違うところはすべて)。推測したものには[推測]の印をつけ、数字を作らず空けておくよう頼みます。あとは白紙からではなく、空いたところを埋め、未解決の問いをチームで決めます。
要点
- メモを貼り、決まった形を頼む。
- 根拠つきの課題、利用者 1 人、目標と目標にしないこと。
- 指標 1 つ、必須・あるべき・できれば。
- 推測には印、数字は作らせない。
そのまま使える頼み方
PRD の頼み方
「このメモを PRD にしてください。
課題:利用者がいまできないこと、またはそれで失っているもの。その下にメモからの根拠(発言、問い合わせの数、失注)。根拠がなければそう書く。
利用者:特定の状況にいる主な利用者 1 人、副は 2 人まで。
成果としての目標と、少なくとも 2 つの目標にしないこと。メモで話して見送ったものも入れる。
主な指標 1 つと悪くしてはいけない指標 1 つ、それぞれ基準値と目標つき。メモになければ[未定:基準値][未定:目標]と書く。
要件は必須・あるべき・できれば、どれも確かめられる形で。そのあと未解決の問い(メモの食い違いはすべて、両方の立場つき)とリスク。
推測したものには[推測]。メモにない数字、日付、顧客名は入れない。
メモ:[貼りつけ]」
例
架空の例です。ヨガスタジオ向けの予約アプリに、キャンセル待ちについてのメモがあります。9 月にキャンセル待ちを求める問い合わせが 32 件、それを理由にした失注が 2 件。営業のメモには「キャンセル待ちは SMS で知らせるべき」、サポートのメモには「スタジオは SMS の費用を払いたくない」。PRD から一部:
PRD から
課題:クラスが満席のとき、予約がキャンセルされても、スタジオはその枠をほかの人に回せず、枠が売れ残る。根拠:9 月の問い合わせ 32 件、それを理由にした失注 2 件。
主な利用者:夜のクラスが満席になるスタジオのマネージャー。
目標にしないこと:個人レッスンのキャンセル待ち。有料の優先枠。
指標:キャンセルされた枠が予約し直された割合。[未定:基準値][未定:目標]。悪くしてはいけない指標:二重予約の数、[未定:基準値][未定:目標]。増やさない。
必須:会員は満席のクラスのキャンセル待ちに入れる。枠が空いたら、一覧の先頭の人に[未定:何時間]の間その枠を案内する。あるべき:スタジオはクラスごとのキャンセル待ちを見られる。できれば:会員は自分の順番を見られる。
未解決の問い:SMS で知らせる(営業)か、スタジオが費用を払いたくないので知らせない(サポート)か。メールを初期設定にするのは[推測]。
プロダクトマネージャーは、2 つの未解決の問いと基準値を次の計画の会議に持っていきます。下書きのどこにも、だれも測っていない数字はありません。
共有する前に
- どの根拠もメモと照らす。
- [未定]は埋めるか残す。推測の基準値を入れない。
- どの[推測]も知っている人と決める。
- PRD に要らない顧客の名前や個人情報は消す。AI に入力してはいけない情報も参考に。
- 頼み方を保存し、次の機能で使う。
次の一歩:作る前にレビューする
チームが作るもとになる PRD には、毎回同じレビューをする価値があります。作る前に仕様書を AI でレビューする方法で、利用者の流れ、画面ごとの状態、あいまいな言葉、上限、指標、ロールバックの確かめ方を説明しています。
このテーマに使えるスキル
- プロダクト散らかったメモから PRD を作るメモ、Slack のスレッド、商談メモから PRD を作る。根拠つきの課題、目標と目標外、指標、Must・Should・Could の要件をそろえ、足りない情報を挙げる。
- プロダクト作りはじめる前の仕様書レビュー作りはじめる前に PRD や仕様書をレビューする。あいまいさ、空・読み込み中・エラー・権限なしの抜け、指標、段階リリース、はじめて使う人としての流れ。
- プロダクト受け入れ条件つきのユーザーストーリー機能をユーザーストーリーに分け、Given/When/Then の受け入れ条件、エッジケース、対象外のメモ、ストーリーごとの INVEST のチェックをつける。
- プロダクトRICE で機能の優先順位づけバックログを RICE か ICE で採点し、項目ごとの計算と感度を示して、工数に合わせた線引きと依存関係を提案する。
よくある質問
ChatGPT で PRD は書ける?
決まった形を頼めば、メモから最初の下書きを書けます。根拠つきの課題、主な利用者 1 人、目標と目標にしないこと、基準値と目標つきの指標 1 つ、必須・あるべき・できればの要件、未解決の問い。推測したものに[推測]の印をつけ、メモにない数字を決して入れないよう頼みます。
PRD には何を書く?
課題とだれのためか(根拠つき)、利用者とその状況、成果としての目標と、少なくとも 2 つの目標にしないこと、基準値と目標つきの成功の指標 1 つと悪くしてはいけない指標、必須・あるべき・できればの順の要件、未解決の問いとリスクです。
PRD のために ChatGPT に入れてはいけないものは?
PRD に要らない顧客の名前や個人情報、そして会社が AI のツールに認めていないものです。個人のプランなら先に設定で学習をオフにし、会社の仕事は会社のアカウントで行います。
AI スキル
AI に、散らかったメモから PRD を作らせる
このスキルを AI Skill Pod に入れれば、チーム全員が自分の Claude、Cursor、ChatGPT(Pro・Business・Enterprise)で使えます。招待リンク 1 つで共有でき、無料で始められます。「散らかったメモから PRD を作る」スキルで、各自の AI が、メモを PRD にします。根拠つきの課題、利用者、目標と目標にしないこと、基準値と目標つきの指標、必須・あるべき・できればの要件、未解決の問い、推測したものには[推測]の印。
14日間無料・カード不要
出典
- Marty Cagan、SVPG:Assessing product opportunities — 最初の問い:この製品はどんな課題を、だれのために解くのか (閲覧 2026-11-04)
- Agile Business Consortium:MoSCoW prioritisation — Must、Should、Could、今回は Won't (閲覧 2026-11-04)
- 個人情報保護委員会「生成AIサービスの利用に関する注意喚起等」(2023 年 6 月 2 日) — 個人データを入力する際は、応答の出力以外に使われないことの確認を求める (閲覧 2026-11-05)