ガイド
ChatGPT で新規開拓の営業メールを作る方法
ChatGPT で新規開拓の営業メールを書くときは、3 つのことを渡します。相手についての、確かめられる具体的な事実を 1 つ。同じような会社のために自社が解決できる課題を 1 つ。そして「ご興味はありますか」のように、ひとことで答えられる質問を 1 つ。短い本文と短い件名案 2 つを頼み、返信が来た自分のメールを 1〜2 通見本に渡します。最後に事実を確かめ、声に出して言わないような言葉を削り、特定電子メール法で必要な表示を自分で足してから送ります。Gmail や Outlook はこれを自動では入れません。
要点
- 事実を 1 つ:相手について、確かめたもの。
- 課題を 1 つ:相手の言葉で。
- 質問を 1 つ:10 秒で答えられるもの。本文は短く。
- 送る前に表示を足す:送信者名、受信拒否の連絡先とその旨、住所、問い合わせ先。
そのまま使える頼み方
営業メールの頼み方
「わたしは[業種]向けに[商品]を売っています。[会社名]の[氏名・役職]さまへの初回メールを書いてください。
書き出しはほめ言葉ではなく、相手についてのこの事実 1 つにします:[事実と、その出どころ]。
同じような会社のために解決できる課題:[1 文]。
最後は打ち合わせのお願いではなく、『ご興味はありますか』のような、ひとことで答えられる質問にします。
本文は 200 字未満(あいさつと署名を除く)。『突然のご連絡失礼いたします』『ぜひ一度』のような決まり文句と感嘆符は使わない。件名は短く 2 案。返信が来たわたしのメール 2 通:[貼りつけ]」
しばらくはメモに置いておき、何週か使ったら貼らずに済むよう保存しましょう。
例
架空の例です。自転車店向けの在庫管理アプリを売る村上さんは、その店のウェブサイトで、横浜の「サイクルたけだ」が先月 2 号店を開いたことを知りました。頼み方には、その事実、課題(「2 店舗になると、どちらの店に部品があるのかわからない」)、そして質問を入れます。
下書き(本文 約 140 字)
件名案:2 店舗の在庫/探している部品
武田さま
サイクルたけだは先月、2 号店を開かれました。
2 店舗になると、お客さまが探している部品がどちらの店にあるのかが、その場でわからなくなりがちです。
弊社は、個人経営の自転車店がすべての店舗の在庫を 1 つの画面で、販売のたびに更新された状態で見られるようにしています。
ご興味はありますか。
村上
村上さんは店のサイトで開店時期を確かめます。この店はサイトで連絡先のメールアドレスを公表しているので、特定電子メール法の例外の条件に当たるかを総務省の解説で確かめました。送るのは Gmail からで、Gmail は何も足してくれないので、署名の下に自分で入れます。会社名、受信を望まない場合はこのメールに返信すれば今後送らないこと、そのための連絡先、会社の住所、問い合わせ先です。
送る前の確認
- 事実が正しい:どこで知ったかを言える。
- 社外秘を個人の AI アカウントに入れていない:AI に入力してはいけない情報も参考に。
- 自分の言葉に聞こえる:声に出して読む。
- 件名がメールの中身どおり。
- 特定電子メール法を満たしている:送る相手が同意か例外に当たるか。表示は 4 つ。送信者の氏名・名称、受信拒否の連絡先とその前後に受信拒否ができる旨、送信者の住所、苦情・問い合わせ先(住所と問い合わせ先はリンク先でもかまいません。その場所を本文に示します)。
次の一歩:頼み方を打ち直さない
毎週送るなら、すぐに頼み方といちばん良いメール 2 通を毎回貼ることになります。営業のプロンプトを保存するで、「サイクルたけだへの初回メールを」と頼むだけにする置き場所を説明しています。仕事で AI を使うのが初めてなら、仕事での AI の使い方から。
このテーマに使えるスキル
よくある質問
ChatGPT で営業メールを書くには?
相手についての、確かめられる具体的な事実を 1 つ、同じような会社のために解決できる課題を 1 つ、「ご興味はありますか」のようにひとことで答えられる質問を 1 つ渡します。短い本文と短い件名案 2 つを頼み、事実を確かめて、自分なら言わない言葉を削ります。
ChatGPT の営業メールがありきたりになるのはなぜ?
頼み方がありきたりだからです。相手についての本物の事実と、自分のメールの見本がないと、AI は決まり文句ですき間を埋めます。両方を渡してください。
1 通ずつ送る営業メールにも法律のルールはある?
日本では特定電子メール法が、広告や宣伝のためのメールを原則として事前に同意した相手にしか送れないと定めています。取引関係のある相手や、メールアドレスを公表している事業者などは例外です。送るときは、送信者の氏名・名称、受信拒否の連絡先とその前後に受信拒否ができる旨、送信者の住所、苦情・問い合わせ先を表示します。住所と問い合わせ先はリンク先でもかまいません。
AI スキル
AI に、返信がもらえるコールドメールを書かせる
このスキルを AI Skill Pod に入れれば、チーム全員が自分の Claude、Cursor、ChatGPT(Pro・Business・Enterprise)で使えます。招待リンク 1 つで共有でき、無料で始められます。「コールドメール」スキルで、営業それぞれの AI が、調査メモからこのメールを書きます。具体的な事実 1 つ、課題 1 つ、答えやすい質問 1 つ、短く、短い件名案 2 つつき。
14日間無料・カード不要
出典
- 総務省:特定電子メールの送信の適正化等に関する法律 — 広告宣伝メールは原則として事前に同意した相手に。取引関係のある相手やアドレスを公表している事業者などは例外。第 4 条の表示義務 (閲覧 2026-11-05)
- 総務省:特定電子メール法のパンフレット — 表示事項:送信者の氏名・名称、受信拒否の連絡先とその前後に受信拒否ができる旨、送信者の住所、苦情・問い合わせ先(住所と問い合わせ先はリンク先でも可、その場所をメールに示す)。2026 年 11 月 5 日にパンフレット本文と照合 (閲覧 2026-11-05)
- Claude Docs:Prompting best practices — 背景と見本を渡す (閲覧 2026-11-05)
- OpenAI ヘルプ:Data controls — 個人向けプランはオフにしない限り会話を学習に使う。検索結果の本文で確認 (閲覧 2026-11-05)