ガイド
業務効率化に Claude のプロジェクトを使う方法
総務や業務の仕事には、Claude のプロジェクトを 1 つ作り、3 つのものを入れます。役割、使うツール、どの作業にも当てはまるルールを書いた指示。よく聞かれる手順書、取引先の一覧、規程を入れたナレッジ。そして、操作の説明を、初めての人でもその通りにできる手順書にする頼み方です。目的ときっかけ、役割、画面の表示どおりの 1 ステップ 1 操作、「場合による」はすべて条件分岐に、確認事項、担当と見直し日。プロジェクトは Claude のすべてのプランで使え(Free は 5 つまで)、Team と Enterprise では、その業務を回す人と共有できます。
要点
- 指示:役割、ツール、どの作業にも当てはまるルール。
- ナレッジ:手順書、取引先の一覧、規程。
- 手順書の頼み方:1 ステップ 1 操作、表示は正確に、分岐は条件で。
- わからないことは[要確認]で返す。推測しない。
何をどこに入れるか
| プロジェクトの部分 | 入れるもの | 例 |
|---|---|---|
| 指示 | 役割、ツールの名前、どの作業にも当てはまるルール、既定の形式 | 「従業員 25 人の卸売会社の業務担当。受発注は受発注システム、会計は会計ソフト。承認の上限を超える購入は業務部長の承認が必要」 |
| ナレッジ | 回答の根拠にする文書 | いまの手順書、取引先の一覧、返品の規程 |
| チャット | 作業ごとに 1 つ | 「この説明から手順書を書いて」 |
Claude ヘルプセンターのプロジェクトの説明(2026 年 11 月 5 日に確認)にもとづきます。
手順書のそのまま使える頼み方
手順書の頼み方
「この説明を手順書にしてください。
最初に目的(終わったとき何がそろっているか)と、きっかけ(作業が始まるできごと)。担当は名前ではなく役割で。
1 ステップに 1 操作。どこで何をするかを動詞で書く。画面の表示は、説明に出てきたとおりに太字で。
「たいてい」「場合による」は、すべて『[条件]なら手順 X へ』と書く。数字が出ていなければ[要確認:基準]。
最後に「終わりの確認」、担当(役割)、12 か月後の見直し日、説明になかったことの未決事項。項目名やボタン名をでっちあげない。
説明:[文字起こしかメモと、画面に出ていた表示を貼りつけ]」
例
架空の例です。従業員 25 人のキッチン用品の卸売会社で業務を担当する杉本さんは、新しい仕入先の登録のしかたを知っている唯一の人です。作業しながら録画し、文字起こしをプロジェクトに貼ります。「仕入先を増やすときは、受発注システムで『仕入先』、『新規仕入先』、名前と発注用のメールを入れます。支払条件はたいてい 30 日ですが、海外のところは場合によります。最後に『保存』」。画面に出ていた表示は、仕入先、新規仕入先、名称、発注用メール、支払条件、保存でした。Claude が返した手順書の一部です。
手順書から
目的:新しい仕入先に、受発注システムから発注できる。
きっかけ:新しい仕入先との取引が決まる。[要確認:何をもって決まったとするか。承認など]
役割:業務担当がすべての手順を行う。([杉本])
1. 受発注システムで仕入先を開き、新規仕入先を選ぶ。
2. 名称と発注用メールに、仕入先の情報を入れる。
3. 支払条件に 30 日と入れる。
– 海外の仕入先なら[要確認:海外の支払条件]。そうでなければ次へ。
4. 保存を選ぶ。
終わりの確認:一覧に仕入先が出ていて、発注用メールが入っている。
未決事項:海外の支払条件は? 何をもって取引が決まったとするか?[要確認]
担当:業務部長 · 見直し:12 か月後 · 試した人:[要確認:杉本さん以外の人]
杉本さんは 2 つの未決事項に答え、手順書をプロジェクトのナレッジに保存し、倉庫の同僚に一度だけ手を借りずにやってもらってから完成にしました。
作ってみる
- 業務用のプロジェクトを 1 つ作る。
- 指示を書く:役割、ツールの名前、どの作業にも当てはまるルール、既定の形式。
- ナレッジを入れる:いちばんよく聞かれる手順書や一覧。
- 説明から手順書を 1 本作り、ほかの人に試してもらう。
- 個人情報や社外秘は入れない。会社のアカウントで認められている場合を除きます。AI に入力してはいけない情報も参考に。
次の一歩:チーム全員で同じ手順書を
プロジェクトは自分の役に立ちますが、チームはまだそれぞれのやり方で手順書を書いています。チームの AI の使い方をそろえるで、1 つの形式と 1 つの指示を共有する方法を説明しています。議事録なら議事録の形式をチームで統一する方法で。プロジェクトでできることはClaude のプロジェクトの使い方で。
このテーマに使えるスキル
- 業務管理・総務説明や録画から業務手順書(SOP)を作る説明や画面録画の文字起こしを、きっかけ、役割、画面のラベルどおりの手順、判断の分かれ目、チェック、管理者のそろった SOP にする。
- 業務管理・総務アクションアイテムつきの議事録文字起こしやメモから、決定事項、担当者と期限つきのアクションアイテム、未決事項をまとめた議事録を作る。
- AI 活用AI 自動化の候補洗い出しチームの繰り返し業務を頻度・時間・ルールの明確さ・リスクで採点して AI に任せる候補を探し、上位3件それぞれに最初の実験を決める。
- 業務管理・総務意思決定の記録(意思決定ログ)決まったことを短いログ 1 件にまとめる。決定、背景、検討した選択肢、理由、決定者、日付、ステータス、見直す条件を書く。
よくある質問
総務や業務のチームは Claude をどう使える?
業務用のプロジェクトを 1 つ作ります。役割、使うツール、どの作業にも当てはまるルールを書いた指示。よく聞かれる手順書、取引先の一覧、規程を入れたナレッジ。そして作業ごとのチャット。いちばん役に立つのは、操作の説明を、初めての人でもその通りにできる手順書にすることです。
業務用の Claude プロジェクトの指示には何を書く?
自分の役割と良い回答が何の役に立つか、使うツールの名前、承認の上限のようなどの作業にも当てはまるルール、既定の形式です。長い文書は指示ではなく、プロジェクトのナレッジに入れます。
AI に手順書は書ける?
録画した説明やメモから下書きできます。1 ステップに 1 操作、画面の表示は録画どおり、「場合による」はすべて条件分岐に、確認事項、担当と見直し日を頼みます。説明になかったことは推測させず、[要確認]として返してもらいます。
AI スキル
AI に、説明や録画から誰でも進められる業務手順書を作らせる
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出典
- Claude ヘルプセンター:What are projects? — プロジェクトごとの指示とナレッジ。すべてのプランで使え、Free は 5 つまで。Team と Enterprise では Can view または Can edit で共有 (閲覧 2026-11-05)
- 米国 EPA:Guidance for Preparing Standard Operating Procedures (EPA QA/G-6) — 手順書は定期的に、また手順が変わったときに見直す (閲覧 2026-11-05)
- Microsoft Style Guide:Writing step-by-step instructions (閲覧 2026-11-05)
- Anthropic プライバシーセンター:商用プラン — Claude for Work は初期設定で学習に使わない (閲覧 2026-11-05)