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Claude Team と Enterprise の違い:スキルと共有で何が変わるか

スキルとプロジェクトの共有だけを見れば、Claude Team と Enterprise にできることは同じです。オーナーが全員にスキルを配り、同僚とプロジェクトを共有でき、データは初期設定で学習に使われません。Enterprise が必要になるのは、規模の大きい会社や規制の多い業種が求める管理機能、つまり SCIM による自動のアカウント管理、監査ログ、権限管理、コンプライアンス API、保存期間の設定が要るときです。Enterprise は 20 席以上、年払いで 1 席月 20 ドルに API 料金での利用料が加わり、Team は月払い 1 席 25 ドル(年払い 20 ドル)で 2〜150 人が対象です。

要点

  • 20 人未満:Team。Enterprise は 20 席から。
  • SCIM、監査ログ、保存期間の設定が必要:Enterprise。
  • スキルを共有したいだけ:どちらでもでき、Team で十分。
  • Enterprise の予算:席の料金に、API 料金での利用料を足して考える。

それぞれのプランに含まれるもの

 TeamEnterprise
料金標準席 月払い 25 ドル・年払い 20 ドル、プレミアム席 125 / 100 ドル年払いで 1 席月 20 ドル+API 料金での利用料
人数2〜150 人20 席から
全員へのスキルあり(オーナーが組織全体に配る)あり
プロジェクトの共有ありあり
SSOありあり
SCIM、監査ログ、権限管理なしあり
コンプライアンス API、保存期間、IP 制限なしあり
利用者・組織ごとの上限設定なしあり
データの学習利用初期設定で使われない初期設定で使われない

claude.com/pricing と Anthropic のヘルプ・プライバシーのページから、2026 年 11 月 5 日に確認。米ドル価格。

例:35 人の会計事務所

架空の例です。35 人の会計事務所が Claude Team を使っています。今年、所長たちが望むことは 3 つ。お客さまへの文書と月次決算のチェックリストのスキルを全員で使うこと、賠償責任保険の保険会社に示せる「だれが何を使ったか」の記録、そして退職者のアカウントを社内の ID 管理から自動で止めることです。

  • スキルの共有:Team ですでにできます。事務長が 2 つのスキルを組織に配りました。
  • 利用の記録:Team には監査ログがありません。Enterprise にはあります。
  • アカウントの自動停止:SCIM によるもので、Enterprise だけです。

3 つのうち 2 つが Enterprise を指すので、問題は費用になります。35 席を年払い 20 ドルに利用料を足した額と、同じ 35 席を Team の年払い 20 ドルで、その管理機能なしに使う場合との比較です。事務所は決める前に、自分たちの利用量の見積もりを Anthropic に依頼しました。1 つ目だけが目的なら、答えは Team でした。

どちらのプランでも届かないところ

どちらも、スキルを共有できるのは 1 つの Claude 組織の中だけです。よくある抜けは 2 つ。

  • 別の AI を使う同僚。ChatGPT を使うマーケティング担当や、Cursor を使うエンジニアには、Claude で配ったスキルは見えません。
  • 組織の外の人。自分の Claude アカウントで働く外部の協力者には、費用を払って席を用意するか、別の方法が必要です。業務委託の人にチームの AI スキルを渡す方法で説明しています。

各自の AI がつながる共有のスキルの置き場なら、どちらにも届きます。AI Skill Pod はその 1 つで、Free は 3 人・10 スキルまで、Team は 1 席月 $5。Business では外部の人に必要なスキルだけを渡せます。少人数ならClaude Team と Pro の違いへ。

決め方

  1. 席の数を数える。20 未満なら Enterprise はまだ選べないので Team。
  2. 求められている管理機能を書き出す。お客さま、保険会社、監査人から:監査ログ、SCIM、保存期間、IP 制限。
  3. どれも当てはまらなければ、スキルとプロジェクトは Team で足ります。
  4. 当てはまるものがあれば、利用量を含めた Enterprise の見積もりを Anthropic に頼み、年間の総額で比べます。

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よくある質問

Claude Team と Enterprise の違いは?

どちらも法人向けで、プロジェクトの共有、組織へのスキル配布、SSO があり、初期設定でデータを学習に使いません。Enterprise には、規模の大きい会社や規制の多い業種が求める SCIM、監査ログ、権限管理、コンプライアンス API、保存期間の設定、IP 制限、利用上限が加わります。20 席以上が必要で、席の料金とは別に API 料金での利用料がかかります。

会社全体でスキルを共有するのに Enterprise は必要?

必要ありません。Team でもオーナーが組織全体にスキルを配れます。Enterprise で加わるのは組織全体の権限管理と監査ログで、スキルの共有のしかたが変わるわけではありません。

Claude Enterprise は Team より安い?

席の料金(年払いで 1 席月 20 ドル)だけ見ると安く見えますが、Enterprise には API 料金での利用料が加わり、20 席以上が必要です。席の料金だけでなく、見込みの利用量で比べてください。

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出典

  1. Claude の料金 — Team:2〜150 人、標準席 月払い 25 ドル・年払い 20 ドル、組織全体へのスキル配布、SSO、一括請求。SCIM、監査ログ、権限管理、コンプライアンス API、保存期間の設定は含まれない。Enterprise:年払いで 1 席月 20 ドル、20 席から、利用料は API 料金。上記の管理機能、IP 制限、利用上限、HIPAA 対応 (閲覧 2026-11-05)
  2. Claude ヘルプセンター:Using skills in Claude — Team・Enterprise ではオーナーが Organization settings > Plugins & skills で有効にする (閲覧 2026-11-05)
  3. Claude ヘルプセンター:What are projects? — プロジェクトの共有は Team と Enterprise (閲覧 2026-11-05)
  4. Claude ヘルプセンター:カスタムコネクタ — Team はオーナーが追加。Enterprise は権限を持つカスタムロールも可 (閲覧 2026-11-05)
  5. Anthropic プライバシーセンター:法人向け製品 — 初期設定で学習に使わない (閲覧 2026-11-05)