公式スキル · 経営戦略

SWOT 分析とクロス SWOT(TOWS)

外部の要因から先に、根拠つきの SWOT をつくり、項目を組み合わせて SO・WO・ST・WT の戦略にし、担当、最初の一歩、期日つきで3〜5つを選ぶ。

Claude・ChatGPT・コーディング用の AI で使えます。TeamとBusiness では、Pod に入れた公式スキルが改善のたびに自動で最新版になります。

使う場面

AI に渡すもの

できあがるもの

項目ごとに根拠のある SWOT、組み合わせを示した SO/WO/ST/WT の戦略のクロス SWOT、担当・最初の一歩・期日・指標つきの選んだ戦略、見直しの日。

手順

  1. 前提を決める 1行で書く: 対象、決めること、期間、比べる競合。決めることがない SWOT では、何も順位をつけられない。
  2. 機会と脅威から書く ワイリックの進め方は外部環境から始まる。機会と脅威は、会社が動かせない外の状況。顧客の需要、競合の動き、技術、規制、景気。どの項目にも根拠と出どころを書く。書くのは状況で、打ち手ではない。「海外のゲーム会社が日本向けの発売を求めている」は機会。「日本向けのサービスを始める」は戦略で、あとの段階に入る。
  3. 強みと弱みを競合と比べて書く 内部の項目だけ。会社が持っているもの、していることを、名前のある競合と比べて書く。「経験豊富なチーム」は、競合のチームのほうが弱いときだけ強みになる。どう比べたかを書く。どの項目にも根拠を書く。内部と外部を混ぜない。機会に入れてしまった強みは、組み合わせを壊す。
  4. 大事なものに絞る 1マスに5つまで、決めることへの影響が大きい順に並べる。番号をふる(S1、W1、O1、T1)。根拠のない項目は、黙って残さず「要確認」に移す。
  5. 項目を組み合わせてクロス SWOT の戦略にする マスごとに1〜3つの戦略を書き、どの項目を組み合わせたかを添える: - **SO:** S を使って O をつかむ。 - **WO:** W を直すか回り込んで O をつかむ(育てる、採る、組む、買う)。 - **ST:** S を使って T を小さくする。ワイリックは、強みで脅威に正面からぶつかると裏目に出ることがあると注意している。対応は慎重に選ぶ。 - **WT:** 弱みと脅威が重なる所の守りの手。さらされる範囲を減らす、撤退する、組む、直す。
  6. 選ぶ 実行する戦略を3〜5つ選び、ほかではなくこれを選んだ理由を書く。効果の大きさ、コスト、時間、決めることとの合い方。はっきりやらないことも書く。
  7. 選んだ戦略を動ける形にする 担当、最初の一歩、期日、効いているかがわかる指標。
  8. 見直しを決める 外部の項目は変わる。ワイリックは、時点を変えて表を描き直すことを勧めた。次の見直しの日か、見直すきっかけを決め、動きそうな項目を並べる。

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変更履歴

出典

出典は英語のページです。

  1. Weihrich, The TOWS Matrix: A Tool for Situational Analysis (author's copy, University of San Francisco, archived) (2026-11-04に確認)
  2. Weihrich (1982), The TOWS matrix, Long Range Planning 15(2), 54-66 (2026-11-04に確認)
  3. Puyt, Lie and Wilderom (2023), The origins of SWOT analysis, Long Range Planning 56(3) (2026-11-04に確認)
  4. Puyt et al. (2020), Origins of SWOT Analysis, Academy of Management Proceedings (2026-11-04に確認)
  5. 5.2 SWOT Framework - Strategic Management (Virginia Tech open textbook) (2026-11-04に確認)
  6. SWOT analysis - Wikipedia (history section) (2026-11-04に確認)